40年の職人技堪能できる
焼鳥店『Koshiji』
ロサンゼルス郊外トーランスのモールの一角に、「越路」の看板を見かけるようになったのは6年ほど前。「越路」と言えば、リトルトーキョーのランドマーク的ショッピングモール、ウエラーコートで営業していた焼鳥専門店だ。すでに閉店したリトルトーキョー店だが、トーランスの越路のオーナーシェフはリトルトーキョーの店も手がけていた江端永幸(Nagayuki Ebata)さん。彼はこの道、40年になると言う。
エバタさんが渡米したのは1983年。リトルトーキョーの越路の前に店を出していた南蛮亭の焼鳥職人として声がかかった。日本では有名店、宮川の焼鳥専門店に勤めていた。「趣味のオートバイでアメリカ大陸を1周したいと思っていたんです。だから、ロサンゼルスの南蛮亭で2年くらい働いたら、バイクで旅行して、日本に帰る予定でした」(エバタさん)
…………中略
「できれば焼鳥を片手に、ゆっくりと日本酒を味わっていただきたいのですが、家族連れやグループのお客様がコースメニューをオーダーされるケースが圧倒的に多く、皆さん、お食事をしに当店にいらっしゃるのが目的になっているようです」。焼鳥目当てなのはもちろん素晴らしいことだが、店主のエバタさんが個人的に好きな朝日山をはじめ、豊富に揃えた日本酒も是非楽しんでほしいそうだ。
ちなみに大人気の焼鳥コースは8本の焼鳥にベジタブルスティック、酢の物、スープ、そぼろ丼までついて23ドル50セントとお値打ちの内容。越路では、顧客に喜ばれる豊富なメニューの焼鳥を、店主の長い経験に裏打ちされた職人技で、これからも楽しむことができそうだ。
(取材時期 2017年6月)
22807 Hawthorne Blvd.
Torrance, CA 90505
Tel: 310-378-3787
koshijiusa.com
江端さん
ご無沙汰しています
南蛮亭でご一緒させていただき、
ビショップ〜ヨセミテ〜サンフランシスコ〜カーメル
ロス〜ラスベガスの旅をさせていただいたの覚えていらっしゃいますか?
コロナ禍で出かけることも少なくなりましたが、まだロスで頑張っていらっしゃいますか?
機会があれば、また行きたいと思います。
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